●2009年12月15日発売;

『マガジンワーク60年代』長野重一写真集
SHIGEICHI NAGANO MAGAZINE WORK 60s

伊勢湾台風 プリンスグロリア 社会党 富士銀行 DC−8 東京児童会館 
トリスバー 日立 住友 竹富島 ペルー移民 新宿騒乱事件
半世紀を経て発見された香港ネガカラー1958を巻頭に、
60年代撮影の名作を再構成。

マガジンワーク60年代 長野重一写真集

著者:長野重一
定価:3990円(税込)
B5変形版 88ページ
モノクロ写真40、カラー写真22
制作:life goes on & TAXi
発売:平凡社

装丁:伊勢功治
序文・インタビュー解説:鳥原学
編集:大西香織


【内容】
1:1958年香港取材時に撮影、現像されてそのままプリントされずにあったネガカラーフイルムが発見されました。1958年発売のフジカラーネガティブフイルム、135-20、16本です。このネガをフイルムスキャニング、色調整してデジタル入稿したものです。広角と望遠レンズによって捕らえられた半世紀前の香港が、昨日のように蘇ってきます。60年代に各雑誌で活躍する長野重一の写真の特徴がすでに垣間見える作品で、記録の意味からもたいへん貴重なものとなっています。

2:雑誌の仕事・モノクロ写真。雑誌掲載後、現在大きなサイズで見る機会が少ない作品を中心に再構成された60年代日本。掲載後、ネガが紛失されたものが多く、そのため本書は残されたネガからセレクトしたものも収録していますが意図的にアザーカットを使用したということではありません。写真家の著作権保護の意識が低かった当時、貴重な写真が埋もれてしまったことになります。モノクロページでは、数点、撮影当時に作られたコンタクトブックのページを掲載しています。

3:雑誌の仕事・カラー写真。60年代中頃から70年にかけてポジフイルムで撮影されたカラー写真の中から12点が掲載されています。沖縄、東京、韓国、ペルーなど既に雑誌で発表されたものや、未発表のものを混ぜて構成しています。最後のカットは、ペルーで密林を開拓する日系移民がオウムと戯れる姿を捉えたものです。

4:インタビューは、掲載写真を補足する形で、当時の取材方法や時代背景について語っています。重要なカットがどのような状況で撮影されたのかを知る手がかりとなります。